2012年7月3日火曜日

【ゲーム論】アーシャのアトリエ






















正式名称 : アーシャのアトリエ~黄昏の大地の錬金術師~
発売日 : 2012.6.28(Thu)
対応機種 : PlayStation(R)3
CERO : B(画像はAだが、実際はB)
ジャンル : 旧約錬金術RPG
ネットワーク対応 : DLC対応
価格 : 通常版 7,140円(税込)  プレミアムボックス 10,290円(税込)

作品について

つい先ほどゲームをクリアしてこの記事を書いている。
まず、はじめにアトリエシリーズについて少し書くととする。

私はアトリエシリーズをアーランドの錬金術師から実際にプレイしはじめたのだが、その前のタイトルを知ってはいたが、あまり関心がなくプレイまで及ばなかった。

実際に手を出したのはアーランドシリーズである。絵師が"岸田メル"というのだが、購入時はそのことを考えずパッケージのイラストを見て即購入した。
アーランドシリーズは、全3部作となっており、その中の2作目である"トトリのアトリエ"が私の最初のアトリエシリーズとなった。

アーランドの詳しい話はまた別の機会として、今回のアーシャのアトリエについて書いていく。

今回のアーシャのアトリエはアトリエシリーズ14作目にあたる。ゲーム全体としては、前作のアーランドシリーズのよいところを引き継ぎつつ、改善するところは改善したといった感じである。
しかし、これではどのようなものなのか伝わらないので、以下の観点を上げて見ていく。

ストーリー

あまりネタバレを書いてしまうと、まだ未プレイの人に申し訳ないので、抽象的に書かせてもうが、今回は、環境問題をテーマとしてあるのではないかと考えられた。あくまで個人的な感想であるので 真に受けないでほしいのだが、そのような描写がよく見られた。
ほかにもアトリエらしい人間交流は健在で、プレイをしているかぎり飽きるということはなかった。イベントの多さもアトリエの特徴といえるだろう。ここまで来ると、ある種のノベルゲームに近いものを感じる。

アトリエシリーズは、マルチエンディングシステムとなっており、エンディングまでのイベントによってさまざまなエンディングを迎える。そのため、コアなプレイヤーはすべてのエンディングを回収するという作業に追われる。しかし、これはアトリエシリーズのストーリーにとって重要な部分となるので、アトリエシリーズをはじめてやる人はぜひすべてのエンディングを見てほしい。
だが、実際にプレイをすると他のエンディングも見たい衝動に駆られると思うので、ここで特に書くことではないかもしれない。

戦闘システム

RPGであるのだから、やはり戦闘は大切である。
アトリエシリーズの戦闘は、いわゆるターン型戦闘システムである。わかりやすく言うならば、FFに近い戦闘システムといえる。これは、前作のメルルのアトリエとほとんど変わっていない。では何が変わったかというと、今作では、戦闘中にポジションが変更できるようになった。
文章だと伝えにくいのだが、敵を中心に四か所に移動ができる。されによって優位になったり不利になったりするというもの。実際に動いて戦闘をしている雰囲気を出したいという計らいなのだろう。
戦闘については、敵はシンボルエンカウント制なので無限にわいてくるということもないので、戦闘でだれるといったことはないだろう。通常戦闘であれば、(よほどのことがなければ)まず負けることはないので安心してほしい。ただ、ボス戦については、少し頭を使う必要があるだろう。

錬金術

この作品のタイトルにもなっている。アトリエシリーズでは重要なシステムである。
このゲームが他のRPG系の作品と大きく違うところであり、数多くのプレイヤーを悩ませ、楽しませる要素である。
なにはともあれ、このゲームは錬金術を使うというのが大前提なので、それに対する知識が必要となる。だからと言って、「グーグルで錬金術について調べろ」というわけではないので落ち着いてほしい。
このゲームには、大量のアイテムが存在する。それらを錬金術を使って"調合"し、新しいアイテムに変化させるというのがこのゲームのコンセプトだ。なので、アイテムについてかなり覚える要素が出で来るのでそういったのが苦手という人には、多少ハードルが上がる。しかし、実際にプレイするとストーリーに合わせて、少しずつアイテムについて理解できるようになっているので、そこまで心配するほどでもないかもしれない。

音楽

 ゲームを楽しむために音楽というものが私は必要だと考えている。どうしても自然に流れているものだから、気づいている人は少なくなってしまうのだが、ゲーム音楽はストーリーや戦闘を盛り上げてくれるものである。
アトリエシリーズの音楽は少し他のゲームとは異質(?)のように感じる。これはあくまで表現上のことなので、言葉そのままに受け取らないでほしい。イラスト(キャラクターデザイン)とのギャップがおそらくそのような表現になってしまうのであって、音楽はとても素晴らしい。かくゆう私も前作のアーランドの錬金術師のサウンドトラックを買ってしまうくらいにアトリエのゲーム音楽にはまっている。何度でも聞きたくなるような音楽が多く、また独特の戦闘BGMがまた素晴らしい。

ゲーム音楽に興味のない人は、そのような部分にも注目するのも面白いだろう。



簡単にではあるが、以上のような点でまとめてみた。

個人的には十分に楽しめるゲームであると考えられるので、お勧めのゲームといえる。
それほどプレイヤースキルを必要とするものでもないので、気軽にプレイしてもらいたい。そうしてプレイするうちにアトリエシリーズの魅力も自然と伝わることと思う。

私もまだ1週目をクリアしただけであるので、大したことは言えないが、これをきっかけにこのゲームをプレイする人が一人でも増えればと思う。

本当のアトリエは2週目からが本番であるから、わたしもゆっくりと進めたいと思う。とりあえず、当分の目標はトロフィーコンプリートとなるだろう。

それでは、またよろしければご閲覧を

執筆 water

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