2段階について
1段階が基本動作・走行の練習だったが、2段階ではコースを中心としての走行がメインとなる。また、急制動と危険回避も2段階のポイントである。
私はすでに2段階は、ほとんど終了してしまった状態でこの記事を書いているので、感覚的に少し欠けるが、できるだけ細かく伝わるように書いていく。
2段階の1時間目はシュミレーターで街中を走るというものだった。路上教習のないバイクでは、さまざまな危険がある街中の走行に特に注意しなくてはならない。実際にやってみると、路上に止まっている車や見ずらい交差点から車や人が飛び出したりと色々とあったが、なんとか走り切った。しかし、本当の路上はこれ以上に注意しなくてはいけない。バイクは本当に無防備で、ちょっとしたことで大惨事になりかねない。そこはしっかりと肝に銘じてくことだ。
2段階の2,3時間目は急制動がメインとなった。急制動は直線を約40km/hを出し、ある位置でブレーキをかけて指定位置までに停止するというものだ。おおよそ10mくらいの間に停止する。最初は怖くてなかなかで難しいものがあるが、練習を兼ねていくうちにだんだんできるようになった。しかし、まだ失敗することもあるので油断できない。特にブレーキ操作は、バイクの場合、フロント(右手)とリア(右足)についており、フロントのほうが効きがいい。バランスとしてはフロント:リア=8:2(もしくは7:3)くらいだそうだ。リアブレーキを急に書けるとタイヤがロックされ、転倒の危険もあるので注意したい。
2段階の4,5時間目はコースの練習となった。これは卒検のコースにもなるので頭に叩き込んでおく。以下はコースの写真である。私の通う教習所はAとBの2コースがある。
赤い図形のマークからスタートし、矢印のほうに沿って走る。4時間目はAコース、5時間目はBコースを走って覚えた。1時間あればだいたい覚えられるが、事前にコースは把握しておくのがいいだろう。しかし、A,Bともに今までやった基本動作を含むコースづくりとなっているので、そこまで気負うことはない。落ち着いてやれば必ずできる。私は坂道発進でなんどかエンストしたが・・・
また5時間目では、危険回避も行った。やり方としては、教官が旗を揚げたのを確認して左右または急停止とする。時速は30km/h程度で走行した。
2段階の6時間目は、シュミレーターでの危険回避とお勉強であった。6限目は二輪では唯一の学科(普通車免許を持っている人は通常の学科が免除される)とのセット教習である。そのため2時間連続での教習となった。最初はシュミレーターで危険な街中を走るということで、この前のシュミレーターでは天候のよいものだったが、今回はより危険性を上げるために霧の中を走るという設定で行った。霧はほとんど前が見えない状態でなかなか進むのに苦労したが、無事にコースをこなすことができた。これは二輪だけに言えることでなく、すべての車種に言えることだろう。
その後の学科は初心者講習についてお勉強。私は3年ほど前に普通車免許を取っているのでだいたいのことは覚えているつもりだったが、初心者講習について何も知らなかった。どちらかといえば、忘れていたというほうが正のかもしれない。新しく二輪免許を取った時から1年間は初心者期間となる。これは普通車も同様で普通車の場合は若葉マークをつけることになっている。二輪は特にこのようなマークを付けることはないが、初心者期間であることに変わりない。違反をすれば、すぐに免許取り消しということにもなりかねない。もちろん、そうようなことにならないように走行するつもりではあるが、安全なバイク生活のためにも無理はしないことだ。これは初心者期間関係なしにバイクに乗るなら、必ず守っていくべきことだと思う。
とりあえずここまで2段階についてまとめて書いてしまったが、ここまで来ると二輪免許もすぐそこまできている。おそらく後2時間乗ると卒検となるだろう。できれば今週中に卒検を受けて月曜日には免許取得となりたいものである。
7章につづく
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