ついに教習課程すべてを修了し、卒検となった。
最後の2時間は、悪条件での路面走行のブレーキテストとコースの確認及びみきわめとなった。悪条件での走行テストは、思いのほか滑ってしまい(むしろ滑るのがテスト)転倒してしまった。ここにきてまさかの初フルバンクである。少々焦ったが、すぐに車体を起こして、次の急制動の練習に行く。急制動で何度かタイヤロックしてしまっているので、ここで感覚をつかんでおき、卒検で失敗しないように念入りに。
そして、最後の教習でコースのタイムを計り、卒検と同様の状態で走り、みきわめ良好をもらうことができた。
卒検当日
当日は朝8:50までに集合する。持物は、バイクに乗る装備と印鑑と現金、ついでに暇つぶし用に本やら携帯ゲーム機やらを持っていくとよい。卒検受験者は、私のほかにもう1人いた。しかも女性の方で私と同じ普通二輪受験者である。最近は女性のライダーも増えいることでなによりである。
試験の前に注意事項と試験の説明があった。これはどこも一緒だと思うが、検定ではある程度操作ミスや走行ミスで検定が中止となる。そうなるともう一度教習を受けてから再度検定し直さなくてはならないので、なるべく1発で合格したい。しかし、そうはいっても緊張はするもので、私は試験前の慣らし走行でエンストしてしまった。慣らし走行は試験の対象にはならないのでミスをしても気にせずに走るとよい。むしろ慣らしでミスをして少し肩の力が抜けたともいえるので、不幸中の幸いといったところである。
試験のコースはBコース(前章参考)である。Bコースは教習中は1,2度走った程度であったが、コースは暗記していたのでそこまで苦労はなかった。直接試験には関係ないものの、やはり目的地へのルートマッピングも重要なスキルなのでできる限り身につけたいところである。
さて、試験コース実際に走っていく。その前に先にも述べたが、慣らし走行がある。しかし、乗車は評価ポイントになるので気をつけたい。乗車するときは必ず安全確認をしてから乗車すること。慣らし走行が終わると試験に移る。
試験コースを走っている間は、普段通りやろうとしてもなかなかうまくいかないもの。だからこそ、無理はしてはいけない。私はスラロームをいつもは2速で走っていたのだが、緊張してか1速で入ってしまった。スラローム中にギアを変えることもできないので、1速でなんとかやりきったが危ないところだった。このような事態がおこっても焦らずにやることが大事ということだ(内心はめちゃめちゃ焦ってた)。
以上、卒業検定終了。
結果の発表は1時間くらいかかるので、暇つぶし用に持ってきた本を読みながら待っていた。また、一緒に検定を受けた人とも少し会話をしながらというのもあるだろう。
そして、結果は・・・
合格
色々と危ないところはあったが、大きなミスもないことが影響してか合格をもらうことができた。その後、卒業式という名の免許交付までの流れの説明があり、交通センターにて当日のうちにこうできるようなので、午後に交通センターにて新しい免許を交付してもらう。このとき手数料がかかるので、資金をいくらか持っていくように。
そして、ついに念願の普通二輪免許が手に入った。あこがれのライダーとなったのである。ここまで、約1カ月であったが、このように記録としてまとめてよかったと思う。もし、この記事を見て二輪免許を取りたいと思っている人がいれば本望である。
【バイク】二輪免許取得を目指して~完~
0 件のコメント:
コメントを投稿